ヨガ 「ポーズ・姿勢と刺激」
刺激は、変化を感覚でキャッチすること以外に
自らが変化することでも得られます。
では体勢の変化が、からだにどのような影響を与えるのでしょうか?
ポーズの要素に含まれる姿勢と、
刺激の関連性を、写真とともにご案内します。
(刺激のすべてではありません)
前 屈 姿 勢

前かがみは、腹部が圧迫されます。
ヨガは内臓の体操とも言われるほど、胴体にどう圧力をかけるかによって
血液循環に変化が生じる姿勢をとることが、活性化のカギとなります。
片足を曲げて屈んだり、両足を開いてまたは揃えて屈んだり、立ったまま屈んだりします。
気分が落ち着く姿勢です。ただし腰痛の人は注意が必要です。
力まず内側をイメージしながら行いましょう。
ね じ る 姿 勢

ねじると、腹部が圧迫されます。
からだの側面がよく使われてほぐれる姿勢です。
骨盤周辺にはたくさんの筋肉がありますので、胴体と脚の向きを別々にとることで
ふだん使っていない部分に刺激が入り、血液やリンパ液の流れが促進されます。
ただし強すぎるねじり姿勢は腰椎に負担をかけすぎます。腰痛の人は注意が必要です。
写真のように呼吸を楽にしながら行えば、内蔵のセルフマッサージとなります。
呼 吸

目に見えない呼吸を感じる方法もやはり、からだなのです。そして
呼吸というガス交換の刺激の恩恵を受けるのは、全身です。
わたしたちは細胞で出来ていますから。
呼吸法というテクニックの前に、呼吸するからだを感じることが先決です。
本などを見ただけで、いきなり呼吸法をしないようにしましょう。危険です。
反 る (後 屈) 姿 勢
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反ると胴体の背面が圧迫されます。
同時に背骨の間にあるクッション材の椎間板も圧迫されます。
椎間板への適度な圧迫は、新陳代謝を促し背骨の健康には欠かせません。
また反る姿勢は胸をひらくことになります。
複雑な筋肉がたくさんある腕の付け根を動かすことにもなり、肩甲骨の可動性を高めます。
豊かな呼吸が得られる胸作りになります。
バ ラ ン ス

バランスのポーズは面白いものが多く、子どもにも人気があります。
わざわざやりづらい姿勢を作り、今にも倒れそうになります。
脚が2本から1本になったら、どうしますか?
からだの重みを手だけで感じたら、どんなでしょう?
バランスは、知恵を働かすには持って来いのポーズなのです。脳が刺激されます。
とても集中できますが、その後はリラックスして休みましょう。気持ちいいですよ。
い ろ い ろ な 姿 勢



ヨガにはいろんな姿勢があります。
すべての人に向いているかといえば、疑問です。
つい無理してがんばってしまいそうですが、緊張していては気持ちよくありません。
肝心なのは寛いでいるような呼吸と気持ちいいと感じることで
姿勢によってもたらされる刺激が、あなたにとって恩恵となるのです。
写真のようにプロップス(補助道具)を使うことも、有効的です。
倒 置 姿 勢

頭が下になる姿勢です。
脳という大切な臓器が頭骸骨の中に入っています。
普段心臓よりも高い位置にあるため、血液は重力に逆らって脳にたどり着きます。
その位置関係を逆にすることで、血液の流れに変化を生じさせる姿勢といえます。
血管の刺激にもなるでしょう。ですが血圧に問題のある人は注意が必要です。
のどを圧迫する姿勢も甲状腺に問題のある人には向きません。
不安な場合は、経験豊富な指導者にアドバイスを受けるほうが無難です。
リ ラ ッ ク ス
自分自身とのつながりが一段と豊かになる重要な仕上げです。
背骨は、本来そういう動きが出来るための構造ですから
からだが自然に気づき、刺激が豊かになるという訳です。
↓ ↓ ↓
背骨の間にある椎間板が、まんべんなく圧迫と伸展を加えられれば
柔軟性だけではなく、背骨の新陳代謝が良くなります。
また背骨の動きが良くなれば、姿勢にゆとりがもたらされます。
BODY STUDIO Fine-Q (大阪・南堀江)主宰。